東京ドーム約73個分の広さを誇る*1、ニューヨークのセントラルパーク。
メトロポリタン美術館よりもさらに北に行くと、「コンサバトリーガーデン」というとても美しい庭園があるのをご存じですか?
イタリア式・フランス式・イギリス式の三つの庭園から成り立っていて、四季折々の草花が楽しめます。
観光客も少なく、まったりゆっくり過ごせる都会のオアシス。
ウェディングの写真撮影場所としても人気です。
この記事では、そんなセントラルパークの穴場であるコンサバトリーガーデン内の様子や行き方をご紹介します。
タップできる目次
セントラルパークのコンサバトリーガーデン
コンサバトリーガーデン(Conservatory Garden)はセントラルパークの東側104~106丁目にあり、四季折々の花々や緑が楽しめるフランス式、イタリア式、英国式庭園の3つのエリアから成っています。
観光客には知名度が低いのか人は少なく、地元のニューヨーカーが本を読んだり、ファミリーでお散歩したりしているとても静かな憩いの場所です。
ニューヨークと言えば「摩天楼」「眠らない街」といったイメージがあるかもしれませんが、このガーデンのように自然豊かで時間がゆっくり流れる場所もあります。
コンサバトリーガーデンの様子
入口・ヴァンダービルト家の門
ガーデンの入口は105丁目の5番街と、106丁目の公園内の二か所にあります。
105丁目のメインエントランスは立派な鉄製の門が建っています。
かつて58丁目5番街にあったアメリカの鉄道王ヴァンダービルト(Vanderbilt)家のお屋敷の入口だったものだそう。
こんなに大きな門があるお家って、、どれだけ大きなお屋敷だったのでしょう。
イタリア式庭園と噴水
立派な門をくぐると、そこは美しい芝生と噴水のあるイタリア式庭園。
噴水の奥(上の写真の手前)は藤棚の回廊になっています。
藤の花の季節でなくても、青々とした緑と、木漏れ日がとっても美しかったです。
写真手前のベンチで休憩していたら、こんなプレートを発見!
「Will you marry me?」(結婚してください)
もしかして、ここでプロポーズしたとか・・・!?妄想が膨らみます。
南側・イングリッシュガーデン
南のイングリッシュガーデン(英国式庭園)に向かう途中、絵になる並木道が。
すごく物語的で、本の表紙になりそう!
お天気のいい日に読書しに来たいです。
イングリッシュガーデン。
彫刻から流れる水の音が静かな庭園に響いて、マイナスイオン効果が半端ない。
北側・フランス式庭園
次は北側のフランス式庭園に向かいます。
フランス式庭園ってどんなのだっけ?と思いWikipediaに聞いてみると
主には平坦で広大な敷地に軸線(ビスタ)を設定しての左右対称性、幾何学的な池の配置や植栽の人工的整形などを特徴とし、(以下略)
まさに平坦で左右対称、幾何学的なお池。
コンサバトリーガーデン内は「Quiet Zone」に指定されていて、楽器演奏や演説は禁止されています。
静かな時間を過ごしたい時にぴったり。ニューヨークの喧騒に疲れたらぜひ訪れたい場所です。
コンサバトリーガーデンの基本情報・アクセス
行き方
周辺は観光客の少ないエリアなので、もし私が日本から来た家族や友人を連れていくならタクシーかUBERで行きます。
地下鉄で行く場合、最寄り駅は6番線の「103rd Station」です。
開園時間
11月 – 2月: 8:00 am – 5:00 pm
3月: 8:00 am – 6:00 pm
4月: 8:00 am – 7:00 pm
5月 – 8月14日: 8:00 am – 8:00 pm
8月15–31日: 8:00 am – 7:30 pm
9月: 8:00 am – 7:00 pm
10月: 8:00 am – 6:00 pm
場所
Conservatory Garden
入口は105丁目の5番街沿いと、106丁目の公園内の二か所あります。
公式サイト>>Conservatory Garden - The Official Website of Central Park NYC
ゴシップガールのロケ地にもなったニューヨーク市立博物館は目と鼻の先ですので、ぜひ合わせて立ち寄ってみてください。
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*1:セントラルパーク約3,410,000㎡ 東京ドーム46,755㎡ を参考に計算しました