「ジェットブルー(LCC)って危なくない?評判は?」
「座席指定や機内ドリンクも有料なの?」
「機内は狭くて汚かったりしない?」
と心配なあなたに向けて、アメリカのLCC( low-cost carrier:格安航空会社)であるジェットブルー航空(JetBlue)のアメリカでの評判・安全性の位置づけ、運賃プラン、搭乗したA320の座席、機内サービスやエンタテイメントの様子をレポートします。
私も最初は心配していましたが、実際に乗ってみた感想は「ジェットブルー、良い!」
実はジェットブルー航空はアメリカ国内線で一番人気のエアラインに選ばれているんです!
今回はニューヨークから北大西洋にあるバミューダ(英国領)への国際線に搭乗しました。
荷物の条件や機内サービスも大手航空会社と遜色なく、むしろ最新の機材だったので今まで乗ったエコノミークラスで一番快適でした。
それで他社より安いときたら、選ばない理由がないですよね。人気があるのも納得です。
アメリカで人気のジェットブルー航空にあなたも搭乗してみませんか♪
タップできる目次
ジェットブルー航空:評判と安全性
1999年にNYにて誕生したLCCで、アメリカ国内線やカリブ海・中南米への国際線を飛ばしているジェットブルー航空。
アメリカ最大の旅行雑誌「Travel + Leisure」が開催している人気投票・ワールドベストアワード(Travel + Leisure’s World’s Best Awards 2019)にて、アメリカ国内線の2019年ベストエアライン第一位に輝きました*1
アメリカ国内線は一般的にあまり評判の良くないイメージですが、大手だとデルタ航空が1番良いだとされています。
そのデルタ航空を抑え、一番人気に選ばれるなんてすごい!
また、安全面でも、エアライン格付け会社「AirlineRatings.com」が選ぶ「世界で最も安全なLCCトップ10(TOP 10 SAFEST LOW-COST AIRLINES FOR 2019)」のひとつに選ばれています。*2
安全なLCCトップ10に選ばれたからと言って事故が起こらないわけではないですが、選ばれていない航空会社を使うよりも、選ばれている航空会社に乗る方が断然安心ですよね!
ジェットブルー航空:運賃プラン・預け荷物の料金
搭乗したニューヨーク・バミューダ間の飛行予定は下記の通り。
夏季のみ運航している便で、行きは1731便、帰りは1732便です。
時差が1時間あるため、飛行時間は約2時間15分となります。
NYからだとフロリダより近いです。
チケットは一人往復約360ドルでした(約4万円)
(内訳:チケット190ドル+税金&手数料約170ドル)
値段は時期によって変動しますのでご参考までに。
税金&手数料が高くてびっくり。それでも大手のエアラインと比べるとひとりあたり約50ドル安かったです。
購入したのはBlueという当時一番安かった料金プランで、
- 座席指定
- 機内持ち込み荷物(carry-on bag)一つ、身の回りの品(personal item)一つ
が無料で含まれます。
大きいスーツケースの預け入れは30ドル追加(空港でチェックイン時に払いました)
搭乗便の変更やキャンセルも手数料を払えば可能です。
2019/11/12からブルーベーシック(BlueBasic)というさらに安いプランが導入されています。
荷物の条件はBlueと同じですが、座席指定が出発24時間前までできず、搭乗便の変更やキャンセルもできないようです。
(詳細は公式サイトで確認できます>>Our Fares | JetBlue)
ジェットブルー航空:JFK空港(NY)ターミナル5の様子・飲食店
ジェットブルー航空はニューヨークではジョン・F・ケネディ空港のターミナル5をハブにしています。
平日の早朝だというのにセキュリティチェックは長蛇の列でした!
セキュリティチェック後のターミナル5の様子はこんな感じ。
ジェットブルーのコーポレートカラーである濃い青がアクセントになっています。
ターミナル5にはレストラン・フードコート・カフェ・テイクアウトできるベーカリーなど、色々なお店がそろっています。
選択肢が多いと、待ち時間やお腹の空き具合によってお店を選べるのでとても良いです!
MUJI to GO(無印良品)もありました。
旅行用品、服、文房具など取り揃えてありましたので、万が一忘れ物してもこちらで調達できます。
ホーム感の全くない場所で、無印に出会えてなんだか嬉しかったです。
詳しいお店のラインナップなどは公式サイトで確認できます。
ジェットブルー航空:A320の様子
ジェットブルー航空は機体の改装プランを進行中で、今回の機材は運よく新しいA320でした。
新しくて清潔、そしてエコノミーなのに広い!
3-3の並びで座席数は162席あります。
レッグルーム(足元)は32-33インチ(約82センチ)、座席幅は18インチ(約46センチ)とエコノミー席でもかなり余裕をもった造りとなっています。
特にレッグルームはアメリカ国内線で最大の広さです*3
ジェットブルー航空:機内食
ジェットブルーはLCCですが、無料ドリンクとスナックの機内サービスがあります。
ニューヨーク発バミューダ便でも安定飛行に入ったタイミングでサービスが始まりました。
有料でアルコール飲料やシリアルバーなどの軽食も購入できます。
私が搭乗した日は、無料スナックは3種類から選べました。
こちらはチップス↓↓ 甘じょっぱくて美味しかったです。
ジェットブルー航空:機内エンタテイメント
タッチパネル式の個人用画面が各シートについていました。
リニューアル前に比べると画面も倍近く大きくなり、内容もかなり充実しています。
映画やテレビ番組だけで300以上ある!
飛行時間は2時間ちょっとしかないのに、どんな映画があるのかを確認するだけで時間がかかる!贅沢すぎる文句が思わず出ちゃいます。
「プラダを着た悪魔」や「ファインディングニモ」など、日本でおなじみの映画もいくつかありました。
注意点としましては、日本語字幕はなく、英語字幕がある作品も少なかったです(うまく見つけられなかっただけかもしれませんが)。
「Fly-Fi」という名の無料WiFiもありました。
使っていないので繋がり具合や速度などは不明です。
ジェットブルー航空:バミューダ入国書類
機内で配られたバミューダの入国書類(passenger arrival form)
濃いピンクでかわいい。
内容は、氏名・パスポート情報・住所・渡航目的・宿泊先といったよくある感じでした。
ジェットブルー航空:バミューダ国際空港に到着
そうこうしているうちに機体は降下をはじめ、着陸態勢に入ります。
窓から見える海がえげつなくキレイ
あっという間にバミューダ国際空港(L.F. Wade International Airport) に到着です。
まとめ:アメリカの人気LCCジェットブルー航空搭乗記
「アメリカのLCCなんてなんか怖いし、いくら安いとはいえやめておこうかな~」
と心配していた予約前の自分に、大丈夫だよ!と教えてあげたい!
今まで乗ったエコノミークラスの中で一番快適な旅になりました。
ありがとうジェットブルー。
▽合わせて読みたいバミューダ情報
*1:https://www.travelandleisure.com/worlds-best/domestic-airlines-in-us
*2:https://www.airlineratings.com/news/worlds-safest-airlines-named-for-2019/
*3:http://www.mediaroom.jetblue.com/investor-relations/press-releases/2019/07-10-2019-153026100